ギイ編
星降る夜 抱き締めたまま 眠りたい
窓辺立つ お前の裸体 眩しくて 木漏れ日の 光輝く お前に射す 儚げな 笑顔見るたび 胸詰まる 腕時計 外して止まる 甘い時間 2週間 理性限界 狂っちまう 嘘つきな 口唇ついばみ 乱れ行く キスひとつ するタイミングを 計ってる あどけない 寝顔見詰めて 微笑が 一目でも 会えるように 歩く廊下 いつの日か 一緒に行こう パラダイス 風に乗り かすかに聴こえる ラブソング 口づけて やっと手にした 宝物 星屑を お前と見上げた あの窓辺 濡れた肌 抱き合い今宵 クレイジー 守りきる お前の笑顔が 消えぬよう 映画館 手を握るには 最適で ナンパだと 少しくらいは 自覚しろ! 泊まりだろ? 明日の着替え 忘れるな 口付けに 激しさを増す この想い 閉じ込めたい お前の全て ビンの中 オレを呼ぶ 擦れた声に 煽られる 一人では 生きては行けぬ 恋の海 「愛してる」 言葉に出来る 幸せよ 11時 密かに待ってる ドアの音 愛しさに 寝顔見詰めて 30分 幸せと 夢に抱かれて 眠る夜 笑顔さえ 見れば幸せ 胸満ちる 残り香を シーツに感じ 頬寄せる 汗浮かぶ 白い肢体に 赤い痕 会いたさに 無理矢理削る スケジュール 側にいる お前と共に 前進を 髪に降る 散り行く桜 口付ける 夢現 伸ばす腕ごと 絡め取る 儚げな 笑顔抱き締め 消えぬよう パンドラの 箱に残った 宝物 枕元 微笑むお前は 海の向こう 体ごと 攫っていきたい 卒業式 頬寄せて お前の温もり 確かめる 海鳴りと ヘッドライトに 浮かぶ影 NY お前がいない ラビリンス 宝石の 輝きのような 心だな 潮騒と 共に奏でる 甘い声 穏やかな 時間(とき)が流れる 膝枕 粉雪を 手で受け止めて キスをする 「煙たいよ」 拗ねた口唇 落とすキス 鮮やかな 過去甦る あの笑顔 熱き肌 甘く香りし オレを狂わす 携帯を 切った夜は 邪魔するな 日溜りに 姿を求めて 風を切る 黒曜石 映るはオレだけ 永遠に願う 黒髪の 乱れ愛しく 口唇を寄せ 潤む目に 理性本能 砂嵐 月明かり 浮かぶ柔肌 甘い媚薬 メモ用紙 いらない日々に 思い馳せ 風邪薬 などよりお前の 「抱いてよね」 彷徨える 日々に光と 初恋と 浮かぶ影 月の光に 立ちつくす 絡み合う 指とつま先 甘い嬌声 無意識に 誘う唇 憎らしい ちっぽけな 言葉よりも キス一つ 暗闇に 白い体と 揺らめく炎 二人して 狂気の狭間に 引きこまれ にっこりと 無邪気な視線 オレの負け 濡れた肌 荒い息すら 愛しくて 一人寝の 侘しい気持ちと ハルシオン 閉じ込めたい 狂気が巣食う 黒い闇 (たぶん、Angelシリーズから) |