会話1(2010.9)

章三「じゃあ聞くが、ギイと葉山が反対の立場だったら、お前どうする?」

ギイ「………どういう意味だ?」

章三「葉山がギイに何も言わず、お前を締め出したらどうする?」

ギイ「託生がそんなことするはずがない!」

章三「だから、仮の話だ!そうされたら、お前はどう思う?」

ギイ「………………」

章三「何も言わず、何も相談せず、今までの事をなかったかのように、他人の振りをされて、お前は耐えられるのか?」

ギイ「………無理だ」

章三「お前は、そういう事を葉山に強要したんだ。それを、わかっているのか?」

ギイ「………………」

章三「所詮、お前と葉山は他人だ。何を考えているのか、違って当たり前だろうが。それを忘れて、『託生はわかってくれる』と思うのは、お前の独りよがりの虫のいい願望だ!」

ギイ「………!」

章三「こんな薄情な恋人より、同じクラスで傍にいる僕の方が、お買い得じゃないのかね?」

ギイ「………章三?」

章三「自分勝手に物事を進めて、『お前はオレについてくればいいんだ』というような、勝手気ままな男より、僕の方が分がいいと思うが?」

ギイ「章三!!」

章三「なら、どうして、葉山と最初に話をしなかった?!」

ギイ「オレは………」

章三「言い訳なんて、聞きたくないね。ギイがやり方を変えないと言うのなら、僕は僕のやり方で葉山を守る!」


たぶん美貌のディテイルが発売されたあとくらいに、日記に書いたものだと思うのだけど。
只今小説フォルダを整理中なもんで、台詞だけだけどアップしました。
これ以上続きそうにない(汗)
(2010.9.9)
 
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