BLUE ROSE 感想
相変わらず感想文ってのが苦手ですので、さら〜っと流していただければと思います。
BLUE ROSEの情報が解禁されたとき(sari-sariの広告ですね)「崎義一、29歳」のインパクトがすごくてですね; は?29歳?一気にアラサー? とりあえずは笑いました。爆笑しました。 しかも前日にハロウィンの小話(ギイ29歳)を書いてたので、タイミングがいいのか悪いのか複雑な気分で。 「崎義一の優雅なる生活 BLUE ROSE」 華麗じゃなく優雅ってのはなんだ?優雅ってのは「俗事から離れて、ゆとりのある」ってな感じじゃなかったっけ?あの超多忙なギイに「優雅」なんて言葉は似あわないぞ。 と思ったものの、「ある野望を胸に日本へ向かうが…」だったので、託生くんをNYに連れていく野望なのかなと、とりあえず「優雅」の言葉を片隅に寄せました。 それが公式発表され「やりたいことをやりつくし、多忙ではない日々を送っているアラサー」に、ぶっ飛びまして。 30前で隠居かよ?!と、これまた笑って、とどめは表紙の色と帯。 なに、この罰ゲームのような色。 しかも、おおやさんじゃないし、これでアラサーって絶対無理。やーさーぐーれーてーるー。 誰よ、イラスト入れようと考えたの。 なにか情報が入るたびに爆笑し、発売前から散々楽しませてくれたBLUE ROSE。 やっと本編感想いきます; BLUE ROSEは面倒なんで青薔薇で。 花言葉「奇跡」「神の祝福」「夢叶う」。 その辺りが入っているかなと思ってました。で、入ってました。 読みどおーり!とほくそ笑んだりしたんですが、全体的な感想で言うと、ギイタクの絡みが多かったのが嬉しかったです。 なにしろシリーズの最後の方、絡みなんてほとんどなかったですからね; なので、素直に二人が仲良くしているだけで嬉しかったんです。 えぇ、きちんとしたキスシーン一つなかったとしても! 冷蔵庫の中を食い漁る変わらない大食漢ぶりやら、ひたすら託生くんのことしか考えていない無職アラサーやら、酔っ払い誘い受け託生くんやら。 でも、ごめんなさい。それだけです。 二人が離れていなかった。仲良くやっていた。それだけなんです。 送り主不明のバイオリンがどうちゃらとか、さっちゃんの助手をやっててどうちゃらとか、音楽関連のウンチクが長いとか(しかも微妙に間違ってるし、なぜか駅のホットドッグを思い出したし)、話の内容はそれほど面白くなかったなと。 それと、なんでしょう、この複雑な胸の内。 楽しい、嬉しい、やっぱりギイタク大好き。 と思っているのも事実なのだけど、どうしも引っかかる。 で、考えてたんです。 チャットルームで言った、 (1)ギイにとって高校2年生が一番幸せな時間ってのは、どこにいったの (2)留学を勝ち取った腕を持っているはずの託生くんが、なぜ音楽には関係あるかもしれないけれど、あの仕事なの? (3)ギイも託生くんも、口調変わってない? 上記のほかにも、あんなに託生くんの容姿をを下げなくてもとか、高校生のときから変わってないよな(=子供っぽい)とか。 これも理由にはあったんですけど、根本的に引っかかってるところがあったようです。 ギイと言えば、王子様のようなルックスで頭も良くて金持ちで、バックグラウンドが華やかで、でも、初恋の相手に恋し続けている初心な面もあったりして、そういう彼が好きだったんです。 そこから考えると、世界経済を動かすくらいの大物になってもおかしくないのに、無職。金は持ってるけど無職。 正確には管理人かもしれないけれど、雑巾や箒持って掃除しているイメージしかわかないんですけど。 ゴミ捨てに行ったら、その辺りの奥様方に捕まって井戸端会議とか(数時間離してもらえない) 金を持ってて無職できるってのは個人的に羨ましいけど、あの華やかなバックグラウンドどこに行ったの? 高校生時代あれだけ父親の仕事の手伝いをしていて、その後も世界中飛び回っていたのなら、Fグループを継がない? お父さんが、まだ引退していないのに、さっさと自分は隠居? 舞台のスケールが小さく思えるんです。 そこに引っかかっているのかなぁ……。なんとなくギイに失望したような……。 なので、すっぱり、シリーズのギイタクと繋がっているけど違うんだと線引きしなければ、自分自身が納得できないんだと思います。 ということで、BLUE ROSE設定を使うのはしばらく保留です。 納得できていないのだから仕方ないよねぇ; だって納得できない=萌えないんだから。 最後に、上記に書いたことは、超個人的に感じたことですのでご容赦願います。 (2015.1.3) |